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2004年12月02日

電車男

を読んだ。

電車男

[ISBN:4104715018]

アキバ系アニメおたくの青年が電車で見ず知らずの女性を酔っ払いから守ったことから話が始まる。彼女をデートに誘いたくも誘い方が分らない青年は2chに助けを求める。掲示板の住人達は一丸となってその青年(電車男)にアドバイスを始める。

ってな話。

結構売れているようですが、実態は2chのログ。オフィシャルサイトがあって読めるんだからわざわざ買うことないじゃん。でもまぁ、Web使えない人用に書籍化してあるんだろうて。

誹謗中傷アリアリの2chのログが普通に読めるのは編集の成果か?

私自身不覚にもハマってしまった。これがフィクションだってウワサもあるようだけど、たとえそうであっても、一つの読み物として面白かった。

 ほし、ふたつ半ですぅ!(byマチャアキ)

うちの周りでもいるよ。「毒男」とまでは行かないまでも、せっかくの恋愛チャンスをミスミス見逃すヤツ。

バットは振らなきゃヒットは打てないって。打つ気を見せて空振りするのがカッコ悪いって思っちゃうんだろうね。それなら「最初から打つ気ないですよ~」ってな涼しい顔して見送りの三振したほうがクールに決められるって安易な逃げ道。

そんな準毒男な人々に是非読んでもらいたい「おとぎ話」。確かに一歩先に踏み出すのはなかなか勇気のいることだよ。でも....

「道」(アントニオ猪木闘魂詩)
その道をいけば どうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし

踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる

迷わず行けよ 行けば分るさ

ってね。

投稿者 watalu : 2004年12月02日 17:19

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